massoleeno-blog’s diary

その男、マッソリーノにつき。

sign of the cross

ノーセ「やっぱり君たち烏合の衆なんじゃないの〜?どうやら聴くまでもないみたいだわ〜ん」

 

小々沢「くっ・・・・」

 

 

ノーセ君の挑発に慌てふためいた菅原田君のせいで言われの無い烙印を押され…

さっきから僕たち3人はノーセ君に盛大に馬鹿にされているんだ。

なんとしてでも言い返してやりたいところなんだけれど・・・

 

 

竹ノ中「とりあえず音出しから始めようぜ」

 

 

菅原田「うっせぇっち!!はよ帰ろういね」

 

 

なぜか菅原田君は演奏をしたがらないんだ。

まぁ最も彼の場合は大怪我で出血多量だから一刻も早く病院に行くべきなんだけど・・・

 

 

 

竹ノ中「さっきからなんなんだお前は?全然ロックじゃねぇな、俺の見込み違いだったか?」

 

 

菅原田「うるせぇっち、今さらそんなこと言っても仕方がないぃね。もう眠いんじゃけーの!」

 

 

小々沢「ノーセ君、ちょっと相談なんだけど・・・」

 

 

ノーセ「あら?子猿が何か言いたそうね〜?」

 

 

小々沢「正直なところ、ノーセ君のせいで菅原田君は大怪我だし、それで疲弊しているんだと思う。それにノーセ君だってお尻からの出血が酷いから、とりあえず今日のところはみんな解散して病院に行くなり各自が然るべき行動を取るべきだと思う…」

 

 

ノーセ「言いたいことはわかったわ〜ん、でもまだ遊び足りないのよね〜」

 

 

ノーセ「夜はまだまだこれからなのよ〜?もっと楽しませてもらうわ〜ん」

 

 

竹ノ中「うるせぇこの引きこもり!!夜中にでしか登校できないコミュ障のクズ野郎が!!」ボグウッ!!!!

 

 

ノーセ「あいんっ!!」ドサッ

 

 

シビレを切らしたのか、そう叫ぶやいなや手に持っていたアルトリコーダーでノーセ君の後頭部を殴打した竹ノ中君!!

 

 

竹ノ中「こんなどうしようもない馬鹿に構ってたら…おかしくなっちまうぜ」

 

 

菅原田「てか大丈夫かこれ?死んだんじゃないん?」

 

 

小々沢「撲殺・・・じゃないよね?」

 

 

竹ノ中「つい力んでしまったが…大丈夫だろう、朝になる頃には目が覚めるだろう」

 

 

菅原田「それもそうだな、はよ帰ろう」

 

 

こうして僕たちはノーセ君を置いて帰ることにしたんだ。

もうこんな悪夢は終わらせたいんだと皆が思っていたようだ。

口に出さないだけで・・・

 

でも今夜のバイオレンスアクションな出来事は、僕たちのバンドとしての絆をより深めてくれた気がするんだ。

早く帰ろう。

 

 

菅原田「ちょっと仕返しに気絶してるノーセの顔に射精ぶっかけてから行くけぇの」

 

 

つづく