ノーセ「僕に歯向かう馬鹿はみなこうなるのよ〜。」
菅原田「うあああ・・・」ピクピク…
深夜の音楽室でノーセ君が仕掛けていた狩猟用の罠にかかり大怪我をしてしまった菅原田君!
もはや彼は虫の息、壮絶を極めるその痛みから失神寸前のところまで追い込まれていたんだ!
過激すぎた急展開に僕と竹ノ中君は何もできずにいたんだ…。
小々沢「ど、どうする…?」
竹ノ中「菅原田を回収して撤退するしかないだろう。悔しいが・・・」
小々沢「でも菅原田君は罠にかかって動けない…!」
そうだ、菅原田君は拘束されて身動きがとれないどころか意識も危うい。
こう言っちゃ悪いけど今の彼は完全に足手まといのお荷物だ。
回収するにも手間取るだろう。
しかし敵は次の一手を仕掛けてくるに違いない…!
ノーセ「さっきまでの威勢はどうしたのかしら〜ん。まさかこれで終わりだなんて言わないわよね〜」
小々沢「くっ・・・!」
竹ノ中「小々沢、俺に策がある・・・。」ボソボソ…
小々沢「えっ…?」
僕は竹ノ中君の微かな声に耳を澄ませるーーー
竹ノ中「俺が囮になって奴の気を引きつける…。陽動作戦だ、その間に小々沢は菅原田の罠をバラして救出し、そしてすぐ逃げるんだ…!」
小々沢「なんだって!?でもそんな・・・それだと竹ノ中君が・・・」
竹ノ中「ふん、別に何も手がないわけじゃぁない。これから派手に暴れて奴に一矢報いてやるぜ…」シコシコ…!! ビンビンッ!!
小々沢「わかったよ…、でも肝心の罠が外せるかどうか…」
竹ノ中「これを使うんだ、役立つかはわからないが…無いよりはマシだろう。」スッ
小々沢「こ、これは・・・!?」
ノーセ君に気づかれぬよう、竹ノ中君がお尻の中から取り出したある物を僕にこっそり手渡したーーー
ノーセ「こそこそと馬鹿どもが何を相談しているのかしら〜ん?」
竹ノ中「ふん、次は俺が行くぜ・・・」ザッ
完全に勃起状態の竹ノ中君が、宿敵ノーセ君のもとへゆっくりと歩み寄る。
ノーセ「あら?これだから無防備な馬鹿は嫌いなのよ〜。」シュッ!!
竹ノ中「むっ!?」ツー…
ノーセ君が何やら手裏剣のようなものを高速で繰り出したんだ。
ノーセ「この十字架の刃であなたを細切れに切り刻んであげるわ〜ん」
つづく